彼は高嶺のヤンキー様(元ヤン)





「凛道君、さっきの件・・・・って?」

「仕返しって、なんすか・・・・!?」

「何って、さっきのことじゃないか?知らな・・・・・・・?」




そこまで言いかけてやめる。




(ああ、知るわけないか。)




この人達とは、十文字パーキングを出てから知り合ったと思い出す。

だから話しても無駄だと思って伝えた。




「ごめんごめん!知ってるつもりで話しちゃったね?そんなに大したことじゃないから、気にしないで!じゃあね~!」

「「ええ!?」」




〔★凛は話をキャンセルした★〕




このまま一緒にいたら、巻き込むと思った。

だから、片手を上げてさよならしたんだけど・・・・




「え!!?ああ!行かないで!待って下さいよ!!めっちゃ気になりますよ!?」

「飛翔連合が追っかけてきてる時点で、大したことじゃないすか!?話さないで立ち去るとか、やめてくださーい!!」



離れようとしたら、ひき止められた。

窓から手を出して、戻って来いと言うように手招き(?)しているタカ&トモ。

そんなことをされたら、私の方が、気が引けて立ち去れない。



「えー・・・・?あの、やめようよ・・・・聞いても良いことないと思うから。」

「いやいやいや!!これだけ聞いて今さらっすよ!」

「なにがあったんすか!?」

「なにって・・・・」



危ない運転で、2人そろって窓から顔を出しながら・・・・かなり身を乗り出して聞いてくるタカ&トモ。

危ない運転に加え、窓から顔を出すのは良くない。

だからそれをやめさせるためにも、仕方なく話した。




「GHOSTの松田って人が、僕の単車を盗もうとして、それでトラック運転手のおっちゃんが殴られて、だから謝らせようとしたんだよ。」

「バイク!?トラック!?」

「接点がわからないんすけど!?」




〔★タカ&トモは混乱している★〕