彼は高嶺のヤンキー様(元ヤン)





「なんだそれ~!?感激の後で、そのカミングアウトはないでしょう~!?」

「ちょ、やべ!これ、ツイートしていいかな!?」

「やめろ、オメー!運転に集中しろ!俺がつぶやくから!」



(なんなんだろう・・・)



オーバーリアクションを続ける男2人にイラッとくる。




〔★凛は不愉快を覚えた★〕




彼らは何が気に入らないのかと・・・・そう考える前に音がした。




ブロンブロロ!!


バオー

パッパン

タラリラタラリラ~




背後から響くバイクのエンジンやコール音。

おかげで、みけんにシワができた。




「うわ!うるさいな~誰?」

「げげー!?飛翔連盟っすよ!?」




私の疑問に、助手席のタカオが言う。




「飛翔連合?」

(聞いたことがあるような・・・??)



「十文字パーキングを拠点にしてる連合ですよ!」

「あ。」



(さっきお仕置きした連中!?)




心当たりを思い出す。

助手席の男の話を聞き、後ろをちらっと見る。


なんとなく、見たことある色。




(いや、七色そろってたから、見たことあるもないもないかなぁ~)




その集団が、こっちへと走ってきていた。




「けっこういますね・・・30人ぐらいかな・・・?」

「ケツに乗せてるのもあわわせたら、もう少しいますよ!?」

「どーすんすか、凛道君!ヤバくないですか?」

「え?」


(ヤバい?私が??)



トモオに言われ、考えて気づく。




「うん、やばいね。」

「そうでしょう、凛道君!?」

「ヤバイっすよ!」


「でも、さっきの件はあっちが悪いよ。その仕返しで追って来てるなら、それこそレベルが知れてるねー」


「そういう問題じゃないっすよ!あいつらが、凛道君にやられた仕返しで・・・・え?」

「え?仕返し?」

「そうなんだよ。迷惑だよね~」




ミラー越しで後ろを見ながら答えれば、引きつった顔になるタカ&トモ。

そして静かな声で聞いてきた。