彼は高嶺のヤンキー様(元ヤン)





「ゾッキーって、みんなで走るもんでしょう!?」

「頭だけ決めて、単車飛ばして、コールならして、騒ぐじゃんか!?」

「あと喧嘩っすねー!イマドキ、1人暴走族って、田舎のヤンキーじゃないっすよ?」

「ここ都会だしさ~総長だけ決めるじゃなくて、総長しかいないってカッコわりぃよなぁ~?」



(うっ!?い、言われてみれば・・・・)



「それなのに、あの5レンジャーさん達が1人暴走族させるとか~」

「なんか幻滅だよなー?」

「な・・・・!?」


(なんですってー!?)




そいつらの言葉に、カチンときた。




(私はいいけど、瑞希お兄ちゃんが悪く言われるのはムカつく!)




そう思ったので、勝手にがっかりしてる2人組に言ってやった。




「君達。」

「え?なんすか?急に無表情になって・・・・?」

「あ!いや、別に、真田さん達のことを悪く言ってるわけじゃ~」


「君達は―――――――――」




あせった顔で作り笑いをする2人に告げる。






「平凡な保守派だね?」

「「えっ!?」」





その言葉で、彼らが私を見直す。

聞く気になったと確信してから言った。




「どこにでもいそうな、普通の感覚の人だねぇ~・・・・残念だよ。」

「ふ、普通の人!?」

「残念!?」




そう言えば、不満そうな顔をするタカ&トモ。

そんな彼らにさらに言う。





「だってそうでしょう?人と同じことをしていたら、時代に取り残されるでしょう?違いを見せて、個性を強調しないと、『この業界』じゃやっていけないでしょう?」


「「あっ!?」」




この業界、ヤンキーの世界を意味して言えば、大口開けて固まる二人組。




「い、言われてみれば・・・・・そっか。」

「現に俺ら、ひきつけられて声かけちまったわけだしな・・・!」




彼らが笑顔でささやき合ったところで聞いた。




「わかってもらえたかな?5レンジャーの、『俺ら』龍星軍の考え方?」


「「わっかりました!!」」




〔★凛は上手にごまかした★〕