彼は高嶺のヤンキー様(元ヤン)





「もう我慢なんねぇー!!」

「おい、チビ!よくも、あたしらの仲間を泣かしてくれたな~!?」

「女を泣かす男は最低なんだよ!」


「そのお通りだぜ!さやかのカタキは、俺がを取って―――――――――――!?」

「とるんだ?」







バーン!!



「ぐぼっ!?」




「きゃあああ!?」

「ヒトシー!?」





さやかという子に駆け寄ってきた女子達・・・の中にいた男1人を、トンファーで張り倒す。

渾身の力をこめただけあって、良い感じに飛びはねた。





ズシャッ!!


「へぶっ!」





ついでに、良い音を響かせて泣いて気絶した。



「ヒ、ヒトシー!?」

「うそー!?飛んだんだけど!?」

「もし飛んで見えなかったら、眼科に行った方が良いよ?さあ、彼女も携帯出して?」

「な、なんであたし!?」

「え?さやかのカタキ取るんでしょう?」

「うっ!?」



瞬きしないで言えば、なぜか顔をこわばらせる。



「ほら、早く。携帯がないならタプレットでいいんだよ。さっさと出せよヒステリー女・・・!?」

「ひっ、ひぃいい!く、来るなっ!」



カタキを取ると言った子に催促すれば、顔をゆがめながら後退し始める。

そして怒り始める。



「ちょ、男子共!あんたらなんとかしろよ!」

「はああ!?男に面倒押し付けんのかよ!?」

「つーか、もめはじめたのはGHOSTじゃん!?ケジメつけろ!」

「そうよ、やんなさいよ!」

「役立たず共!」


「う、うるせぇ!言われなくても~」

「覚悟しろ、チビ助!」



女の子達に激励されたこともあって、遠巻きで見物していたヤンキー達もやってくる。

赤色だけじゃなく、緑色の連中も私へ近づく。



「泣かせてやんぞ、クソガキ!」

「全員でかかるぞ!」

「オメーらも来い!」

「なに頼ってんだよ~?情けねぇ!」

「ビビることねぇーってんのによ!」



それで赤と緑だけじゃなくて、黄色と黒、白と青もやって来た。