彼は高嶺のヤンキー様(元ヤン)




「みなさん、あんまりです!ホント、ひどい!瑞希お兄ちゃ~~~~んっ!」

「コラ、烈司!ズバッと言うな!モニカも、伊織も、皇助もだ!」

「なんだよ~瑞希もウケてたじゃんか?」

「ウケてねぇーよ、ボケ!よしよし、いい子だな、凛?元気出せよ~?」



こんな姿にした人に泣きつけば、彼は優しく慰めてくれた。




〔★なぐさめるよりも、甘やかしている★〕




「つーか、モニカが原因で、瑞希がとどめ刺したんじゃんか?悪いのお前らだろう?」

「言いがかりよ!あたしがしたのは、洗濯と親切よ!?ねぇ、イオリン?」

「俺は中立の立場だ。」

「わはははは!上手く逃げやがってよぉ~」

「なんですってー!?この馬鹿チン共!」

「ああ?オメーが旗洗うとか、あり得ねぇーから!」

「くだらん。それだから、不良は不潔だと言われるんだぞ?」

「喧嘩か!?俺は誰とバトルすりゃいいんだっ!?」



「もう黙れ、お前ら!」




険悪なムードになったところで、瑞希お兄ちゃんが止めた。




「旗の選択に関しては、後で討論するとして!凛、十文字パーキングまで、このままの恰好で頑張れ!!4代目だろう!?」

「いや、4代目ですけど・・・」

「朝まで、その姿で走るわけねぇんだぞ?十文字パーキングにつくまでの我慢だ。」

「わかりました・・・」




わかってはいたことだけど、受け入れる。




「総長を引き継いだ以上・・・・ちゃんと4代目に見合うように、努力します・・・。」

「わかってんならいい。ほら!ポールは、腰にさしとけ!」

「え!?ちょ!?」




さわやかな笑顔で言うと、私のズボンに無理やり、ポールを突っ込む瑞希お兄ちゃん。



「こっちもこうやって、たすきでくくりゃあ、落ちないぜ~?」

「そ・・・・そうですね・・・」



ここまでされたら、もはや何も言えない。




〔★言う気力さえない★〕