彼は高嶺のヤンキー様(元ヤン)




(とは言っても、重いことに変わりないんですけど・・・!?)


「ねぇ、みーちゃん・・・凛ちゃん大変そうじゃない?見てて、可愛いけど、可哀想~」

「甘やかすなモニカ!凛を信じてやれ!こいつは、やればできる男だ!俺らの母校に殴り込みをして、教師どもまでビビらせた悪党だぜ!?」

「だから!僕は、お弁当届けただけですって!瑞希お兄ちゃんも一緒にいたでしょう~!?」

「まぁまぁ、いいじゃんか、凛たん。瑞希、お前を自慢したいんだ。俺らも鼻が高いぜ~?SHIELDのめちゃくちゃにしたところとか?」

「まったくだ。毒蝮と警察を共倒れさせるなど、悪知恵の素質があるぞ。

「一番のツボは、フジバラを追い返したことだけどなぁ~!!わーはっはっはっ!!」


「だーかーら!それも全部、ただの成り行きですって!!」



〔★普通、成り行きで達成できることではない★〕




「よし、固定完了!どうだ、凛!?オメーら!?」

「・・・瑞希お兄ちゃんが良いならいいです・・・」



ニコニコしながら言われ、抵抗する気力を失う。

そんな私に続くように、他の先輩方も口を開く。




「そうねぇ~凛ちゃんがそう言うなら、それでいいけど・・・・。なんか、さっきは桃太郎さんだったけど~昔のお侍さんが、刀を背中に背負ってるみたいになってるわねぇ~」

「いや、剣道部が竹刀を背負っているようなものだろう。何かの絵本にっ出てきたネズミが、ピクニック用のシートを運んでいる図にも見えるがな。」

「わはははは!ネズミじゃなくて、ハムスターって言ってやれよ~!タマとポチは、チビだったが根性あったなぁー!!じゃあ、凛助もやれるな!!」

「オメらーのセリフ、悪口じゃねぇーか!まぁ・・・今の凛たんなら、パッと見、『なんだこいつ!?』って注目されるだろうが、うちの4代目だとは・・・・・多分、特定はされねぇーとは思う。多分。」


「いや、はっきりおっしゃってください、烈司さん。」




最後の1人、言葉を渋った男前に向かって私は聞いた。




「全員を代表して烈司さん・・・・ぶっちゃけ・・・・違う意味で、僕は目立ってるのでは・・・?」

「うーん・・・・お笑いで全国を回ってるアウトドア芸人系な奴だと、思われるんじゃねぇかなぁ~」




〔★きわどいジャッジだった★〕