彼は高嶺のヤンキー様(元ヤン)





「そんな良い子の凛ちゃんにのために良い物持ってきたのー♪」


「もしかして・・・今夜の旗揚げに必要なアイテムですか??」

「あら?みーちゃんから聞いちゃってたのー?」




私の問いに、ガッカリした様子で、ご機嫌ななめに言うモニカちゃん。




「もう~あたしが教えたかったのにー!ばか~ん!」

「うるせぇよ、モニカ!いいから、凛に渡してやれ!」

「じらさないでよ!」



ビシッと言う瑞希お兄ちゃんに、いけず!と言ってからモニカちゃんは告げる。




「ネタバレされちゃったみたいだけど、あえて言うわ~モニカちゃんが持ってきたのは、凛ちゃんが今夜、1人暴走族をするのに必要な物なのよん♪」

「そうみたいですね・・・。」


(今度は何だろう・・・また、まだ見ぬ敵を倒すための道具?日用品を、再利用すると言うの?)




〔★凛は警戒している★〕




「おい、あんまり大げさに言うなよ、モニカ。持ってきたのは、俺の部屋にあった『アレ』だろう?もったいぶるなよなー」




ウキウキのモニカちゃんに、あきれ顔で言う瑞希お兄ちゃん。

それに彼女も反応する。




「おばかね!凛ちゃんに譲るなら、綺麗にしなきゃダメでしょう!?」


「キレイって・・・まさかお前!?」




とたんに、瑞希お兄ちゃんの表情がこわばる。




(どうしたのかな・・・?)




態度が変わる瑞希お兄ちゃん。

彼だけではなかった。




「マジかモニカ!?」

「冗談だろう!!?」

「ほほーう。」




モニカちゃんに対し、あきらかになにかやらかしたんじゃないかという顔をする他の先輩達。

4人それぞれが表情を変える。

それを見ながらオネェさんは言った。