彼は高嶺のヤンキー様(元ヤン)



―凛ちゃんへ―



―お着替えしないで、寝かせちゃってごめんね~―

―汗かいてると思うから、下着とシャツと着替えなさい―

―特服を着るのはそのあとよ~ん―



―モニカお姉さんより―





「モニカちゃん・・・・」




気配り上手なオネェさんからのメモに、心から感謝する。




(そうとわかれば、さっさと着替えなきゃ!)




乙女心のわかるオネェさんに感謝しつつ、急いで着ていたシャツを脱ぐ。

そして、サラシも――――――――





「ふぅ~!苦しかった~」





締め付けていた布から解放され、本当にホッとする。

ついでにズボンも脱いで、パンツ1枚になる。




(綺麗な着替えを着るなら、体の汗も落としたい。)




涼しい空気で汗をかいた場所が冷えた。




(本当はタオルが良いけど・・・・)




どうせ洗濯するんだからと、シャツをタオル代わりにして体の汗を拭く。


さっぱりとする部分が増えるにつれ、気になってしまう。




(サラシも取っちゃおうかな・・・)




鍵はかけてるから、いきなり入られることはない。

それもあって、しっかり巻いていた布をほどく。





「あ~やっぱり、楽だー・・・!」





パンイチになったけど、これで体中の汗がふける。

体中を脱いだ服で拭いてケラ、特攻服が入っていた包みの上に置く。

そして、肌に触れていなかった方から、サラシを逆向きでまいた。

ふくれた胸を覆うと、その上から真新しい下着とタートルネックを身に着けた。




(てゆーか・・・・このシャツ男物じゃない・・・?)




モニカちゃんが入れていてくれた服は、当然のことながら男性用。

この触り心地も、お父さんの洗濯物の服をたたんだ時の感じに似てる。




〔★男物で間違いないだろう★〕





身体がすっきりしたところで、ベルトのついたズボンをはく。




(よかったー・・・・ウェスト、ピッタリだ。)




フィットして、ずれ落ちてしまうことはなさそうだけど・・・




(なんでモニカちゃん・・・・私のウェストがわかったんだろう・・・話したことないのに。)





〔★モニカへの疑問が残った★〕




(きっとモニカちゃん、服とか作ったりするから、見ただけでわかるのかもしれない。だって、初代龍星軍の遊撃隊長だもんね~)




〔★納得の仕方がおかしかった★〕