彼は高嶺のヤンキー様(元ヤン)





「見直したぜっ!!!」

「・・・・・・・・はい?」



(・・・・見直した?)


なにを?

保険とか?




「俺はよぉ!浅原さんの話を信じ、尾村さんの言葉を疑わなかった!凛道蓮は、真田瑞希の腹違いの弟にして、史上最低のジャックフロストだと!!」

「瑞希お兄ちゃんとジャック・フロストに謝れ!!」



「本当にすまなかったぁぁぁぁ!!!」





そう叫ぶと、私に向かって本当に謝って来た。

土下座をした。




「えええええええええええええ!?」



〔★可児の土下座に、全員が驚いた★〕





「ちょ、マジか!?」

「謝った!?」


「か、可児君!?なんで!?」

「こうしないと俺の気収まらないんだっ!!」




戸惑う円城寺君とカンナさん達同様、わからなくて聞けば言われた。




「俺は・・・お前が、ろくでもない奴だと思ってた!ところが、実際は、人一倍硬派で義理人情があって、筋の通った完璧な漢じゃねぇか!!」

「ちょ・・・・それは美化しすぎだよ!てか、頭を上げてよ!」




思わず、瑞希お兄ちゃんの腕から抜け出して可児君の側に駆け寄る。





「頭を上げてください、可児君!」





両膝ついて、土下座している男子の肩を掴む。

立たせようとしたけど―――――――




「・・・・・・・・情けねぇ!」

「え?」

「オメーは・・・・あんたは、いつでもまっとうで素直だった・・・!俺にとどめをさせたのに、ささなかったのも・・・・高千穂のことに義理を感じてからだろう・・・!?」

「可児君・・・・それは・・・・」

「恥じるべきは・・・・俺達だった・・・!浅原さんも、尾村さんも、SHIELDの考え方が間違ってたんだ・・・!」


「・・・やめよう、可児君。もういいんだよ。」


「凛!?」




私の言葉に、可児君が顔を上げ、カンナさんが私を呼ぶ。

カンナさんには悪いけど、そちらは無視して可児君に言った。