彼は高嶺のヤンキー様(元ヤン)




「聞いてるこっちが恥ずかしくなるぐれーブラコンだった。お前、マジで幸せな弟だぜ、凛?」

「えええ!?」

「コラー!高千穂!もう余計なことを言うな!」



そう言ってどなる瑞希お兄ちゃんと目があう。



「瑞希お兄ちゃん・・・」

「うっ!」



赤い顔で視線を泳がせる彼に愛しさが増す。




「瑞希お兄ちゃん。」

「な、なんだよ!?キモイとか、言いた―――――――!?」

「気持ちイイですっ!!」



ギュッ!!




何か言っている瑞希お兄ちゃんに、問答無用で抱き付く。




「へ!?」

「僕・・・・そこまで誰かに、大事にしてもらったことないから・・・・瑞希お兄ちゃんにそう言ってもらえて、すっごく気分が良いです!それが大好きなお兄ちゃんからなら、余計に幸せです!」

「凛・・・・!」

「あ、すみません!馴れ馴れしかったですよね・・・?僕の方が気持ち悪いかな?」


(ちょっと、大胆だったかな~?)




反省するそぶりをしたら、突然視界が真っ暗になった。




「凛っ!!」

「わああ!?」


ガバッ!!




気づけば、瑞希お兄ちゃんの胸に顔が押し付けられていた。




「凛!お前って奴は~!」

「み、瑞希お兄ちゃん!?」

「あれぐれーの言葉で幸せとか・・・くっ!どんだけ不幸だったんだ!?」

「お兄ちゃん・・・・」

「わかった!よくわかったぞ、凛!これからは、遠慮せずにお兄ちゃんに甘えなさい!」

「い、いいの?」

「いいんだよ!24時間4代目モードは大変だろう!?俺といる時は、ガキのままでいいんだ・・・いいな、凛?」

「はい・・・!わかりましたー♪」


(やった、ラッキー♪なんでも、言ってみるもんねー!)



〔★凛の『守ってあげたいオーラ』発動★〕
〔★瑞希の心をつかんだ★〕