彼は高嶺のヤンキー様(元ヤン)




可愛い瑞希お兄ちゃんを観察していれば、気になる言葉が耳に届く。




「はぁーん・・・・噂通りだったわけか。」

「可児が寺の息子だってのは聞いてたけど・・・よりによって、ここだったのかよ!?」

「円城寺君!?カンナさん!?」




言ったのは爆裂弾の二人。




「どういうこと、円城寺君!?カンナさんも・・・可児君のこと知ってたの!?」

「場所までは知らなかったが、噂には聞いてた。」




私の問いに、くたびれたような顔で円城寺君が答える。



「つーか、凛は知らなかったのか?」



円城寺君の言葉の後でカンナさんが、私に聞いてきた。




「戦った相手だろうー?チェックしてねぇーのかよ?」

「しませんよ。終わったことを、そこまで確認しないよ、カンナさん・・・」

(というか、瑞希お兄ちゃんを悪くいう奴に興味ないもん。)




〔★瑞希意外は、どうでもいいらしい★〕




(だけど、まさか・・・二代目総長が眠り墓地を管理してるのが可児良信のお家の人だったとは・・・・)




すごい偶然だと思う。

もちろん、可児君からの告白にびっくりしたのは、私達だけじゃなかった。



「お前、寺の息子だったの!?」

「うっそん!?超、驚きなんだけど~!?」

「世間は広いようで、狭いな・・・・!」

「わはははは!全然、知らなかったぜー!!」


「烈司さん!モニカちゃん!獅子島さん!百鬼さん!」



瑞希お兄ちゃんの友達で、私の先輩である初代龍星軍メンバーもだった。

見開いた8つの目が、可児君を見ながら言う。




「お前が、あの和尚さんの息子・・・!?あの人の息子が、『これ』・・・?」

「『これ』がぁ~!?あたし達、あんたと一度も会ったことないんですけどぉ~!?『これ』が息子さん!?」

「そういえば・・・長男以外にも子供がいるとは言っていたが・・・・まさか『これ』とは・・・」

「わははははは!『これ』かー!?『これ』だったとはよぉ~!?」


「『これ』ってなんだよ!?『これ』って!?」




〔★可児は『これ』呼ばわりされた★〕