彼は高嶺のヤンキー様(元ヤン)




「クソガキ!?なにをーーーーー!?」





顔に軍手をはりつけた男を見る。

相手が再び、ひるんだ今。

まだ、体勢を立て直してない間に、私が体勢を立て直す。

おじさんと向き合い、足を動かす。











「瑞希お兄ちゃんが不幸にしたとか、言うなっ!!」





怒りの一撃!!




ゲシっ!!



「うおお!?」






体格のしっかりしている男めがけて、蹴りを入れた。

狙って、ローキックを入れる。




「すねを狙って蹴った!?」

「ほお・・・弁慶の泣き所を突くとは・・・やるな、凛道・・・!」




〔☆良い子のためのワンポイント解説☆〕
弁慶の泣き所:昔々存在した、弁慶という最強の破戒僧(はかいそう)が、攻撃されて痛くて泣いた場所のことだよん♪そこは足の『すね』部分のことで、筋肉や脂肪が少なくて、皮膚と骨の間に神経が通っているから、ちょっとぶつけただけでもものすごく痛いの♪大人も子供も性別も関係なく、涙が出るほど痛いから、みんな気をつけようね~!


私の攻撃に感心する瑞希お兄ちゃん(?)と獅子島さん。




〔★瑞希の方は驚いているだけだ★〕




これに対しておじさんは、




「うっ、おおお!?モロに入れやがったぁ・・・・!!?」


ダメージを受けていた。



(ふふふ・・・もがいてる、もがいてる。)




苦しんでるおじさんの姿に優越感。

普通の攻撃では効果がなさそうだったので、そこを狙って蹴った。

股間同様、どんな男にでも効果がある一撃。

でも、相手は警部さん。




「クソガキ!これぐらいで、俺がやられると~」

「思ってない!!」



(倒せるなんて、思うわけないじゃん!?)




用心していたおかげで、相手からの反撃をかわせた。

バランスを崩した男の背後へ、素早く回り込む。




「僕は、瑞希お兄ちゃんが悪いなんて思ってない!!」



カクン!


「おお!?」



そう言ってから、おじさんに『ひざカックン』をする。




「完璧な膝カックンを入れた!?」

「凛助、やるじゃねぇか!?」




私の攻撃に感心する瑞希お兄ちゃん(?)と百鬼。




〔★瑞希の方は驚いているだけだ★〕