彼は高嶺のヤンキー様(元ヤン)



「そうだ!ターゲットにした相手をバラす・・・殺しちまうような追い込み方するから、フジバラとかけて『バラシの虎』だ!ちなみに『虎』ってのは、虎次郎の虎だ!」

「危なさ確定じゃないですか!?やっぱり、怪しいと思ったて正しかった!」

「お前は・・・・怪しいとわかっていながら、仲良く並んで帰って来たのか・・・?」




キリッと表情を引き締めながら言えば、あははは・・・と苦笑いで語る瑞希お兄ちゃん。




「凛道、危機感がなさすぎるぞ・・・!」

「まぁ・・・凛ちゃんはそこが可愛いからいいんじゃない?ホホホ・・・」

「けど凛たん、知らない大人について行くのはやめようなぁ~?危ないからな~?」

「わははは!さすが、凛助!よりによって、フジバラをひっかけてくるとは、やってくれるぜ!」




気のせいか、他の先輩方も呆れているように見えた。




〔★気のせいではない★〕




「み、瑞希お兄ちゃん!みなさんも!そこまでおっしゃるということは~このおじさん・・・ふじわらさんが、警察だと言うのは事実で・・・!?」

「『ふじわら』じゃなくて、『フジバラ』だ!警察手帳みせて、信じなかったのはお前だけだぞ、4代目!」

「テメー!?なんで、凛が四代目だって知ってる!?凛、話したのか!?」

「え?いいえ、瑞希お兄ちゃん・・・・そういえば・・・どうして知ってるんですか?」



「「「「「どうしてって・・・・!?」」」」」

「わははははは!のん気だな~凛助!」



〔★凛は質問に質問で返した★〕
〔★皇助以外が呆れかえっている★〕




「ホント、お前って奴は凛・・・・」

「僕、おかしいこといいましたか?瑞希お兄ちゃん?」

「いや、いいんだよ、いいんだよ、凛。どうせお前を・・・凛をチェックしに来たんだろう。」

「チェック?」



作り笑いした後で、真面目な顔になった瑞希お兄ちゃんが私に言う。




「俺が龍星軍の『新しい頭』を選んだんだことを、かぎつけたんだろう。それで、どんなガキを選んだのか見に来た・・・・・・そうだろう、バラさん?」

「ほぉ~予測は出来てたみたいだな?」




瑞希お兄ちゃんの言葉を否定することなく笑うおじさん。

その顔が、少し悪くなったように感じた時、フジバラは私へと視線を向けてきた。

語り始めた。