彼は高嶺のヤンキー様(元ヤン)



見間違えるはずのない、若かりし頃(?)の好きな人!




(ああ、出会ったころの瑞希お兄ちゃん可愛い!今もカッコよくて可愛いけど、この頃も素敵!)



〔★凛はノロケている★〕




うっとりと見とれつつも、あることに気づく。





(あれ・・・?この写真って・・・?)




写っていたのは、瑞希お兄ちゃんだけじゃなかった。



「あ!?煙草吸ってるのは、烈司さんだ!髪の色が違うけど、モニカちゃんだ!獅子島さん、今よりも顔つきが怖い!百鬼さんに至っては、またがってるド派手なバイクは何!?」



+@で、お世話になっているお兄さんん4人もそこにいた。

今とは違う、ヤンキーらしい姿。

私の言葉に、感心したようにおじさんが言う。



「ほぉ~初代、龍星軍メンバーを知ってるのか?」

「ええ!?おじさん、瑞希お兄ちゃん達を知ってるの!?」

「そりゃあ、写真を持ってるからな。」



そう告げると、写真の表面を指でなぞりながら言った。



「ここに写ってるのは、東山高校、悪のゴレンジャーだ。」

「え?東山高校。」

「そうだ。最近、他校生の殴り込みがあったぶっそうな高校だ。」

「へぇ~怖いですね。」

「・・・まぁな。」



〔★凛は自分のことだと気づいていない★〕
〔★他人事として受け流した★〕




「真田瑞希達がいた頃なら、殴り込みなんてさせなかっただろうが・・・」

「瑞希お兄ちゃん、そんなに強かったんですか?」

「ああ・・・・龍星軍の頭を勤め、可愛い顔に反して喧嘩が強い真田瑞希。その懐刀で、幼馴染である親衛隊長の宗方烈司。こっちの機嫌悪そうなのが、悪知恵の働く副総長の獅子島伊織。色物だが、怒らせると危ない朝霧勘兵衛こと朝霧モニカ。最後が、化け物カテゴリーの百鬼皇助だ。」

「へぇ~そうなんだー」



知ってるようで、知らないこと。

改めて考えれば、私は瑞希お兄ちゃんのヤンキー時代の話を知らない。




(聞いたこともなかったな・・・・)




だから、興味もあっておじさんに聞いた。