彼は高嶺のヤンキー様(元ヤン)



「なんなんだよ!?こんなところにドアがあるだけでもおかしいのに、その下に人がい・・・え?」




仲間と一緒にドアを持ち合上げ、そのまま可児は固まった。




「か、可児!こ、これって・・・!?」

「う、うそだろう・・・!?」




彼の仲間も凍り付いた。




「うっ・・・・あああああああ!?あ、あ、あ、あ、あああ!?」

「お、尾村さんっ!?」

「尾村さんだぁぁぁ!!?」


「「あーあ・・・」」




出てきたのは、二度と立ち上がれそうにないボスの姿。

その様子に奇遇にも、円城寺君と2人同時にため息をつく。

可児は青い顔で叫ぶ。




「ぎゃあああああああ!?な、なんで!?なんで尾村さんが!?尾村さん!おーむーらーさーん!」

「ひどい・・・だから、あれほどやめた方がいいって言ったのに・・・!」

「え!?」




嘆き悲しむ可児に向け、ぼそりとつぶやく。

それに、ものすごい速さで反応する五分刈り。





「そうなの!?それでお前、俺に『来るな』って言ったの!?」

「そうですよ・・・仲間に倒されて・・・それも、踏みつけられるなんて。」

「うう!」




目に見えたダメージを見せる可児に向け、合掌しながら告げた。





「お気の毒ですよ、尾村さん。なーむー」

「うっ・・・あああああああああ!!俺か!?俺のせいか!?」




私の言葉に、その場に頭を抱えて懺悔し始める可児。





「そうです。あなたのせいです、可児さん。」

「わああああああ!俺って奴は、俺って奴は!!なんてひでぇ奴なんだ!?」




〔★凛は追い打ちをかけた★〕
〔★可児は自分を責めはじめた★〕