彼は高嶺のヤンキー様(元ヤン)




「だって、4代目の決め方は真田瑞希さん達初代しか知らないトップシークレットだよ?言うわけないじゃん?」

「なっ・・・!?」

「少なくとも、あなた達みたいな三流が口出ししていいことじゃない・・・!」





見えない口元を緩めてから告げる。






「―――――黙ってなさい!!」


ドスン!


「ぐは!?」





そして背負い投げ。

体育の授業で何回かした技で投げ飛ばす。





「えい。」

「ぎゃふん!?」


ダン!!





倒れたところを踏んで、とどめを刺す。

それでそいつも、動かなくなった。

尾村の仲間を力づくでねじ伏せれば、周りは大騒ぎする。





「なにあいつ!?」

「とどめの刺し方が容赦ねぇんだけど!?」

「あいかわらず、えげつねぇーな、おい!?」

「何言ってんだよ!?そこが凛の良いところだろう!?」

「カンナ!?」

「高千穂!?」

「カンナさん。」





後ずさる敵とは対照的に、私の方へと駆け寄るカンナさん。





「見た目に反して過激なとこが、いいんじゃねぇーか!」





彼女の口から出るのは、私を褒める言葉。





「さすがだぜ、凛!こういうところが、龍星軍の頭に選ばれた理由なんだよ!おごることなく敵を褒める!オメーらにできないだろうが、単細胞共!!」

「「「くぅ・・・!!」」」




カンナさんの言葉を最後に、敵味方ともに黙り込む。

全員動かなくなる。

それで、今しかないと思った。





「というわけで~円城寺君へのお弁当の配達が終わりましたので、俺は帰ります。」

「「「「へ!?」」」」

「はあ!?帰る!?」





驚いたような声を出す生徒達と、聞き返す円城寺君。




「はい、帰ります。まだ、ご飯食べてないんですよ~このあとは、楽しいランチタイムなので、さようなら~♪」

「「「「「「えええええええええ!!?」」」」」」



〔★凛からのデリバリーサービス終了のお知らせ★〕
〔★東山高校生徒達は驚いた★〕