彼は高嶺のヤンキー様(元ヤン)



「俺自ら育てた自慢の凶悪坊やだ・・・!まぐれで、庄倉に勝って、警察利用して毒蝮をつぶした4代目ちゃんとは、土俵からして違うんだよ・・・!」

「あ・・・!?テメー、俺の凛をおちょくってんのか・・・・!?」

「ちょ、やめてください、瑞希お兄ちゃん!」





歯ぎしりしながら、奴の元へとユーターンしそうになる瑞希お兄ちゃんを慌てて引き止める。





「僕は気にしてません。喧嘩しないでください。」

「何言ってんだ、テメー!?舐められてんのわかってねぇのか・・・!?」

「わかってますけど、関係ないですよ!・・・どうせ、あの人、口だけなんでしょう・・・!?」





ギロッと睨む相手に、冷静な声で伝える。

それで瑞希お兄ちゃんもわかってくれたらしい。





「チッ!凛に免じて、今日のところはいじめないでおいてやるよ・・・!」

「はっはぁー!負け惜しみかよ!?まぁいいぜ・・・こっちも穏便に済ませてやるよ。俺が手を下さなくても、うちの6代目は蓮ちゃんをチェックしてるからよ~」

「蓮ちゃん?」


誰?


(・・・あ、私のことか?)





そちらで呼ばれないので、一瞬わからなかった。

そうだったと思っていれば、浅原は言った。





「怖いぜ~俺の後輩は?ただ単に、学校〆てるボスってだけじゃないからよ~?」

「はあ・・・そうですか。」

「お前がのん気にしてられるのも今のうちよ・・・はーはっはっは!!」





関心なく言えば、下品に笑ってからブサメンは言う。




「お前からの宣戦布告!ちゃんと俺から、後輩である6代目に伝えといてやるぜ、4代目ちゃん~!?」

「ちょ、困りますよ!嘘を教えないでください、嘘を!」

「今更ビビっても、おせぇーんだよ!!せいぜい、瑞希お兄ちゃんに泣きつくことだな!あばよ!」

「ええ!?ちょっとぉ~!?」




一方的に言うと、一方的に立ち去ってしまった。