彼は高嶺のヤンキー様(元ヤン)



自分を追いつめている瑞希お兄ちゃんを、なだめようと思っての話題変更。

それに瑞希お兄ちゃんは・・・





「まぁーな・・・・!かなり過激な方法だったけどよ・・・!!」

「過激?」

「過激はねぇージャン、瑞希?いつものように、酔いをさまさせたんじゃんか?」

「その方法が、昔から気に喰わないって言ってんだよ!!」

「喧嘩はやめてください!・・・どんな方法で、酔いを醒まさせたんですか?」




にらみ合う2人に、慌てて声をかければ言われた。





「白湯(さゆ)を飲ませたんだよ。」

「さ・・・?お湯をですか?」





言ったのは烈司さん。





「ああ。飲みやすい温度にした湯を、腹いっぱい飲ませれば完了!」

「??それで、酔いがさめるんですか?」





私のお父さんはそんなことしないけどな~?と思っていれば、真横で罵声が上がる。





「それだけじゃないだろう!!」

「瑞希お兄ちゃん?」

「俺の腹を湯で満たした後で、みぞおちに一発食らわせて吐かせるだろーがっ!!?」

「なにそれっ!?」

「あっはっはっはっ!胃の洗浄も含めて、アルコールを全部出しちまおうってやつよ~」

「アホか!!酒以外のもろもろも出るわっ!!」



〔★よい子は絶対、真似してはいけない方法である★〕




「なんだよ!せっかく、親切でシラフに戻してやったって言うのによ~瑞希ちゃんはわがままだぜ。」

「オメーらの優しさが非常識だよ!!」

「それ・・・・瑞希お兄ちゃんじゃなくても苦情が出ますよ。」





違った意味で、頭痛を覚える。

思わずこめかみを抑えれば、それに気づいた瑞希お兄ちゃんが目の色を変えた。