彼は高嶺のヤンキー様(元ヤン)



「馬鹿にしやがってぇ~~~!死ねっ!!」

「わっ!?」




ヤバい!と思った時には、切り込まれていた。





「あぶなっ!?」





間一髪でよけた攻撃。

よけれたんだけど・・・






パサ・・・





「ん?」






急に、お腹の辺りが寒くなる。





(なんだか腹部に、変な違和感が・・・??)





どうしたのかと思って見れば・・・・








(ぎゃああああああああああああ!!?)



「切れてる・・・・!?」







衣服を切られていた。





(私の数少ないヤンキー服が!これじゃあ、もう着れない!!)




〔★問題はそこではない★〕




「お・・・おのれよくも~~~!?」



(よくもやってくれたわね~!?)






それで、カチンときた。






「ユルサナイ・・・・!!」


(貴重な変身セットをダメにしてぇ!!)




〔★凛の怒りにスイッチが入った★〕





(ちゃんと直せるかどうか、あとでモニカちゃんに相談しなきゃ!)




〔★ピンチのわりには余裕があった★〕
〔★立派なリサイクル精神だった★〕



「お、おい、あいつ!」

「真剣相手に、ガチンコバトルする気か!?」





私の対応にざわめき立つ。







「テメー・・・素手で戦う気かよ・・・!?」


「文句があるなら武器を捨てろ!!」


「む、無茶苦茶だなお前!?」





〔★凛の無自覚強気発言が発動★〕
〔★敵は動揺している★〕




「なんて言い草だよ、あいつ!?」

「さすが、あの真田先輩達が認めただけある!」

「コラコラ、敵を褒めてんじゃねぇぞ!!」





コソコソ言う仲間を怒る男。





「短気は損気って言いますよねー?味方のエールがなくて、ショックなのかな~!?」

「ケンカ売ってんのか小僧!?黙らせてやる!」





ぼそっと言えば、歯ぎしりしながら襲い掛かって来た。






「オラ!逝(い)っちまいな!」

「どこにだよ!?」






ヒュンヒュンと、デタラメに刀を振り回してくる男。

振り回して来るだけなので、よければいい。