彼は高嶺のヤンキー様(元ヤン)




(ええええ!?刃物!?)




こいつ、刃物出してきた!!




(どうしよう!?)




刃物に見立てた竹刀(しない)で、防犯対策の護身術は習ったことはある。





(練習はしたけど、一度も本物の刀でけいこをしたことはないよ!)





「お、岡田さん!それはまずいんじゃー?」

「うるせぇ!金一封もかかってんだ!少しだけ肉をそぐだけだよ!」




気遣う仲間をよそに、金髪リーゼントは、刀をしまう様子はない。




(どうしよう・・・!どうすれば~!)





困惑したけど、すぐに気持ちを切り替えた。





(大丈夫!落ち着いて、凛!相手だって、使い慣れてるとは限らない!)



〔★それはそれで危険だ★〕




ここは相手を刺激しないように、冷静に対応しなきゃ!





(そうだよ、落ち着いた態度で、接すれば~!!)



「あの~」

「あん!?どうした!?命乞いか!?4代目!?」

「いや、そうじゃなくて~・・・えーと・・・・・・それは備前長船(びぜんおさふね)?」


〔☆良い子のためのワンポイント解説☆〕
備前長船:昔々、岡山県が備前と呼ばれていたころからある日本刀だよん♪種類もいろいろあって、あの上杉謙信も愛用してましたー!




「そっちじゃねぇーよ!千子村正(せんじむらまさ)だよ!!村正!!」


〔☆良い子のためのワンポイント解説☆〕
千子村正:あの徳川家康一族がよく使ってた刀だよん♪





「つーか、普通そこは日本刀かよ!?とか、ポン刀(真剣)かよ!?っていうリアクションるするだろう!?」

「あ、うん・・・すごいな~日本刀・・・村正って、妖刀村正のこと?もしかして、その呪いを受けてセコイ真似しかできないんじゃないの、君。」

「そういう切り返ししてきたのも、オメーが初めてだぞ!」



〔★さらにいえば、妖刀村正伝説はガセネタである★〕