彼は高嶺のヤンキー様(元ヤン)



神様とは、意地悪だけど良心的だった。

最初に私の後ろに乗ることになったのは・・・






「よろしくー凛たん?」

「烈司さん!」





瑞希お兄ちゃんの次に、ホッとできる常識的なお兄さん。





「安全運転で頼むぞ~」

「はい!お任せを!」




さりげなくリードしてくれたので・・・







バウンバウン!



おかげで事故らなかった。







続いて乗せたのは・・・






「わははははは!」

「百鬼、さん・・・」






人間規格外の野獣。

不安があったが・・・・




「オラ!もう少し、状態まっすぐしろ!凛助!」

「え!?は、はい!」




意外と親切&こっそり(?)とアドバイスをくれた。




バウンバウン!




意外にも、事故らなかった。







その後に乗せたのが・・・・





「動いていいぞ、凛道。」

「・・・・獅子島さん・・・・」





5人の中で1番苦手なお方。

体がこわばったけど・・・・






(ええい!ここで失敗したら、獅子島さんが喜ぶ!ぎゃふんと言わせてやるんだから!)




バウンバウン!






願いが天に通じで、事故らなかった。








そして今現在、バイクの後ろに乗ってるのが・・・・







後ろに人が乗ったのを、ミラー越しで確認する。




「きゃーん!凛ちゃん、早い早い!上手よ!」

「モニカちゃん!」





唯一の女性(?)であるモニカちゃん。

他の3人に比べ、かなりべったりと私にくっついてくる以外、問題はなかった。





「モニカ―!凛に密着しすぎだ!離れろ!」

「かまわん、モニカ!凛道!その状態で、左回りと右回りをしてみろ!」

「かまえよ伊織!」

「瑞希はうるさいのでマイナス4点・・・と。」

「俺まで採点してんのかよ!?」


「ああ!喧嘩はやめてくださーい!」

「いつものことじゃない、凛ちゃん~いいから、曲がって曲がって!」

「は、はい・・・!」





瑞希お兄ちゃんが気になったけど、ひとまず言われた通りにした。







「モニカちゃん、しっかり捕まっててくださいね?」

「もちろ~ん♪」






ブロー!ブロッブロッ!ギューン!!






(それ!)





体をバイクと一緒に、かたむけて曲がった。