彼は高嶺のヤンキー様(元ヤン)



(ということは!今現在瑞希お兄ちゃんは、私に本気で謝罪してくれているぅー!?)


〔★女子的にはショックだった★〕




「凛、ごめんな?男の褒め言葉に、可愛いはないよな・・・?」





そう言って、私に詫びてくる姿。






(これもなかなかいい・・・!!)





弱弱しくも、こちらを気遣う姿に母性本能が刺激される。




「あ、謝らないでください!」




もう少し、その顔を見ていたかったけど、そうはいかない。



「お、俺、気にしてません!むしろ、瑞希お兄ちゃんにそう言ってもらえるなら、褒め言葉でしかないです!」

「凛。」

「ええ~?凛ちゃーん、モニカちゃんが可愛いって言うのはー?」

「黙ってろ、モニカ!今は、瑞希のターンだろう?」




外野が何か言ったが、気にしない。




「男らしくない顔をしてるのは、自覚してます!(だって、女の子だもん。)男らしくないのも自覚してますが(だって、女の子だから)・・・だけど!」

「だけど?」





私の言葉をリピートしてくれた彼に言った。






「ハートは、『瑞希お兄ちゃんみたいな漢』を目指します!絶対、瑞希お兄ちゃんみたいな心と体が強い人間になりますから!」


「凛・・・」





グッと握り拳をして、ガッツポーズして見せた。

そうしたほうが、説得力ある気がしたから。

それに瑞希お兄ちゃんは・・・・・






「あほ。」

「わっ!?」




痛いぐらいのハグで答えてくれた。