彼は高嶺のヤンキー様(元ヤン)



「誰が弟だ、ボケ!俺の方が誕生日早いから、オメーが弟だろう!?つーか、オメーの世話してたのは俺だろうが、瑞希ちゃんよー?」

「せ、世話?」

「そうだぜ、凛~!俺は、こいつを風呂に入れたり、飯食わせたり、一緒に寝てやったからなー!だよな、甘えん坊~?」


「でえええええええええええええ!?」

「れ、れーじぃぃぃぃぃ!!」




烈司さんの発言にびっくりしたが。




「で、でたらめいってんじゃねぇー!!!」




そんな烈司さんの発言に、耳まで真っ赤にして否定する瑞希お兄ちゃんの姿に・・・・






「え・・・?事実なんですか・・・・・!?」





嘘とは思えなかった。




「ば、ばかやろう凛!俺は、自分のことは自分でした!誘導されただけだ!?」

「誘導!?」

「だ、だから!俺も小ガキ生だったから、やさぐれハートで!」

「しょうがきせい!?意味がわかりませんよ!?」

「きゃははは!小ガキ生ってのは、小学生って意味よ、凛ちゃ~ん!みーちゃん、人生の大半はれーちゃんの家で暮らしてたから、兄弟というか家族なのよね~」

「え・・・?」



「だからバラすなモニカぁぁぁあああぁあーーーー!!」


(・・・どういうこと??)





きっと、この話は本当なのだろう。

3人の話しぶりや態度を見れば、嘘じゃないってわかった。

わかったけど、わからない。





(なんで、瑞希お兄ちゃんは烈司さんと暮らしてたの??)



「あの、瑞希お兄ちゃん。もしかして、瑞希お兄ちゃんと烈司さんは・・・」



親戚?

親戚でも、苗字が違うところは多いもんね。



そう思って、言葉を発したんだけど・・・・



「俺じゃないのに、俺のことしゃべってんじゃねぇぞ、『バカアマ』がっ!」

「うひゃ!?」




私の声をさえぎって、瑞希お兄ちゃんがモニカちゃんを怒鳴る。




「マジで冗談じゃねぇぞ、モニカ!つーか、今は俺じゃなくて、凛の話してんだろうが!?」




乱暴に告げると、マジギレする瑞希お兄ちゃん。

そして、ニヤニヤしているモニカちゃんに言った。