彼は高嶺のヤンキー様(元ヤン)



テンション下がり気味の私の前に、突然現れたのはモニカちゃん。

瞬きしながら彼女を見れば、ふふふ♪と笑ってからオネェさんは告げる。



「凛ちゃ~ん!気分転換しましょう♪」

「気分転換・・・・?」


(気分転換もだけど・・・どこから現れたの??)



気配を感じることなく、いきなり出てきた先輩に面食らう。

お店の入り口から入ってくればチャイムでわかるけど、基本お客さんの出入り口なので誰も通らない。

瑞希お兄ちゃん達は、いつも裏口を使ってお店に入ってくる。

私が気づかなかったということは、プライベート空間の二階から降りてきたのだろうか?

そうすれば、気づかないけど・・・


(今日は烈司さんしかいないって言ってたのに・・・・・・どういうこと??)



なんなんだと、事態がのみ込めずにいたらモニカちゃんが言った。




「凛ちゃん!今日はバイクのことを忘れましょう!本日はモニカちゃんとレッツ!リフレッシュよん♪」

「え!?」



驚く私にウィンクするオネェ。

そして、隣の席へと座りがなら言う。



「れーちゃんから聞いたわよ!バイク乗れなくて、みーちゃんがいなくて、二重で凹んでるんでしょう?」

「なに言ってんですか、烈司さん!?」

「照れない、照れない!あたしねー凛ちゃんのために、良い物用意してきたのよぉ~」

「い、良い物?」


なにを?


「ジャジャーン!モニカちゃんのファッショングッズ収納バック~!」




アゲアゲテンションで言うと、どこから出したのか、大きなカバンをテーブルの上に置くモニカちゃん。

缶バッチやキラキラパーツでで来られてるけど、このかばんは有名ブランドCOACHでしょう。


「すごい(高価なかばん)ですね・・・。」

「でしょー!?このクッキーとマカロンでデコってるところがポイントなのよねー!」


私の鍵カッコの言葉が聞こえないモニカちゃんは、都合よく勘違いしていた。


(まぁ、でも・・・・・・普通に、可愛いんだけどね。)



〔★凛はモニカのでデザインに、好意的だった★〕