彼は高嶺のヤンキー様(元ヤン)



完全な的外れ!

否定する私に烈司さんは首をかしげる。



「違うんか?」

「違いますよっ!!瑞希お兄ちゃんに対して失礼ですよ!」

「そーかい。おりゃあ、てっきり・・・」



(私がそう思ってるっとでも思ったって!?)



その発言、瑞希お兄ちゃんだけじゃなく、私にも失礼ですよ!?




見当違いなことを言う烈司さんに、瑞希お兄ちゃんも血相変えて文句を言う。



「そうだぞ烈司!馬鹿にしてんじゃねぇ!大丈夫だぞ、凛!凛一人分の給料ぐれー俺はきちんと払える!安心してくれ!」



〔★瑞希は全力で誤解を解きにかかっている★〕



「わかってます!ですが、瑞希お兄ちゃんが思うほど、わ・・・僕は働けません!出来ません!戦力外通告ものです!」


〔★凛は必死で自分を貶(おとし)めた★〕
〔★諦めさせるための言葉を発した★〕



「そんなことねぇーぞ、凛!皇助よりも格上で、伊織並の外面の良さだったぞ!いいや・・・邪心がない分、オメーの方が気持ちの良い接客だった!!」

「すみませんっ!本当にそんなことないです!思いっきり邪心はあります(瑞希お兄ちゃんに対して)!!」

「遠慮すんなよ!謙虚だな~?」

「いいえ!いいえ!本当に、粘質的な追っかけ精神の邪心が(瑞希お兄ちゃんnit・・・略)あります!」

「お前またそんな・・・いい子だな・・・。」



(なんで!?なんで、そんなに慈愛に満ちた目で私を見るの!?見れるの!?)



嬉しいけど、なんで!?

嫌な部分を全面に押し出してるのに、なんでそんなに好感触なの!?



〔★凛は自分の欠点アピール炸裂★〕
〔★しかし、瑞希には逆効果だ★〕