彼は高嶺のヤンキー様(元ヤン)





(こんな状態で戦えば、すぐにバテてしまう・・・)



呼吸のことを考えれば、もう少しサラシをゆるくしたい。


だけど、呼吸が楽になるように巻けば、おっぱいが完全に隠れない。

巻きが足りないとサラシをつける意味がなくなる。


しっかり巻けば、胸は目立たなくなるけど息苦しくなる。


ならば、厚着をしようと着込めば、動きにくくなった。


これじゃあ、バトルの時に困る!!



(動きにくい!!)




ふと、拾って帰った『くさりかたびら』を思い出す。

ゲームか何かの女性キャラが、胸当ての下につけているとあった。

それなら、ある程度胸のふくらみを隠せるんじゃない?

サラシ、巻かなくてよくない?

これはいけるんじゃない!?と思って、着けてみたけど。



(今度は重っ・・・!!)



重ね着とは、違った意味で動けない。


どうして、これをつけてタイマンが出来たのだろう・・・!?


(きっと、あれが火事場の馬鹿力というのね・・・!?)


〔☆よい子のための豆知識☆〕
火事場の馬鹿力:普段からは想像できないすごいパワーを無意識に出しちゃうことだよん☆




あの時は、シャツの上から着て、その上にジャンパーを着ていた。

試しに、素肌の上からつけたけど、チクチクして痛い。

派手に動けば皮膚が傷つくね、うん。

薄いキャミソールの上からだと、引っかかって腕がまわせない・・・。

やっぱり、前みたいにシャツ→鎖帷子(くさりかたびら)→ジャンバーの順で着ちゃおう?

いやいや!いずれ暑くなるから、厚着してたら不自然だよね?

てか、夏が来たら太陽の光をもろに吸収して火傷しない??

ということは・・・




(はあー・・・あきらめて、息苦しい方を選ぼうか・・・)





慣れてくれば、どうにかなるでしょう・・・


ちなみに、完璧なサラシ巻きの上から楔帷子を着たよ。

けっこうイケてただけど・・・





「きょ・・巨●の星の主人公の気持ちがわかった・・・っ!!」




私にはまだ早かった。


これは体が鍛えられるけど、初めてのサラシの日につけるものじゃない!!



(サラシが慣れてから、装備を充実させよう!!)



〔★遠回りをした凛は、振り出しに戻った★〕