彼は高嶺のヤンキー様(元ヤン)




「嘘だろう!?なんで聞いてないんだよ、オメーらは!?」





予想外の展開に、全員へ向けて文句を言う瑞希。

それに仲間達は・・・



「ああ・・・大の男が5人もいて、誰も聞いてないとは・・・」

初歩的な失敗を、他人事のように悔(く)いる伊織。



「失礼ね!あたしは、女の子よ!!お・ん・な・の・こ!イオリン、間違えないで!」

仲間の失言に、女子だと強調するモニカオネェさん。



「うるせぇ!!オメーのことなんぞ、どうでもいいわ!!つーか、瑞希に懐いてたんだから、瑞希が聞いてるだろう、普通!?」

怒鳴り散らすと、責任を瑞希に向ける皇助。



「なっ・・・!?皇助が最初に声かけてただろう!?」

野獣の発言を受け、ムッとしながら言い返す瑞希。

これに負けじと皇助が言い返す。




「それを言うなら、やっぱりお前だ瑞希!俺より先に!6年も前に、凛助に会ってるじゃねーかっ!?」

「ぐう・・!俺にばっかり文句言うなよ!」



「はいはい、わかってるって!よーしよし、瑞希は悪くない、悪くなーい。」

不利になった親友を、ふざけた口調ながらも庇う烈司。




「俺もてっきり、男好きのモニカちゃんがチェック済みだと思ったんだけどよー?」

「失礼ね、れーちゃん!あたしにも好みがあるわ!誰でもいいわけじゃない!凛ちゃんはストライクだけど!」



ヘビースモーカーの言葉に、怒りながらも言うことは言うモニカ。



「どっちにせよ、許容範囲か。モニカの好みはどうでもいいが・・・・・おい、どうするんだ?」



パニックを起こす仲間達の中で、1人冷静にまとめる伊織。

そして聞いた。