彼は高嶺のヤンキー様(元ヤン)



それを受け、烈司の方も次の言葉を発した。



「そんじゃ、瑞希。早速呼び出してくれよ。」

「あ?何言ってんだよ、烈司。呼ぶのは、皇助の仕事だろう?」

「あん?なんで俺様なんだよー?凛に一番肩入れしてたのは、モニカだろうーが?」

「やめてよ、皇助!そういうことは、しっかり者のイオリンの仕事じゃない?」

「お前らがそんなんだから、俺がしっかりするしかないんだろう?烈司、聞いてないのか?」

「はあ!?いや、凛たんがなついてたのは瑞希だから・・・俺はてっきり、瑞希が連絡先を聞いてるとー・・・」

「ああん!?何言ってんだよ・・・・!?凛に最初にちょっかい出したのは、皇助だぜ?だから、俺は皇助がメアドも知ってるとー・・・」

「おいおい、女ならともかく、俺が野郎の電話番号聞くかよ!?そこはモニカだろう!」

「失礼ね!あたしは、そこまでがっつかないわよ!そういった事務方は、イオリンがしてるじゃない?」

「そういう役を俺に回してるのは、お前らだろうが!」



「・・・ちょっと待てよ・・・!」



そのやり取りに、表情を引きつらせる瑞希。



「それじゃあ、まさか・・・・!?」



互いの話を聞き合い、気まずい顔で固まる5人。



「まさか、オメーら・・・・・!?」

「というよりも、俺ら全員・・・」

「この中で凛ちゃんの連絡先・・・」

「誰一人として・・・・」



「聞いてないのかよっ!!?」




絶叫ツッコミをする瑞希に、全員の表情が崩れる。


あまりにも間抜けな展開。


誰ともなく、あああー!!という表情で、自分の顔をおおった。