彼は高嶺のヤンキー様(元ヤン)





「おまっ・・・・ええええ!?誰だ!!?誰だおいぃぃぃいぃ!!!?」




目の前のガキ共と、案内してきた警官を交互に見ながら聞く。

これに案内役の警官が不思議そうに幾。



「え?だれって、龍星軍ですよ、フジワラ警部?」

「フジバラだボケ!上司の名前を覚えろ!?どうなってんだよ~!?」


「どうしました、バラさ・・・・あ!?タカ&トモ!?」



俺の後ろから顔を出した荒川が、ギョッとしながら叫ぶ。



「なにしてんだ、お前ら!?」

「「おはよーございまっす!荒川さんっ!」」

「な!?知り合いか、荒川!?」

「え、ええ、走り屋の小僧たちで・・・・いつも先頭きって、路上でカーチェースしてる馬鹿達の最先端・・・リーダーみたいなもんです。間違っても、暴走族じゃないっすよ。」


「族ですらねぇーのかよ!?」




〔★乗物からして違った★〕




「え!?龍星軍じゃないんですか!?」

「もしかして・・・偽者!?」



俺のツッコミに、奴らを抑えていた警官達が驚く。

それで、龍星軍をよく知る俺が怒鳴った。




「もしかしじゃなくても、違うわボケ!荒川の言葉を聞いただろう!?つーか、龍星軍にあんなチャラオはいねぇー!」



おかしいと思った。

オカマや野獣はいるが、チャラオはいない!

よく見れば、改造車が止まっているが、あいつらは単車オンリーだ!





「道理で、あっさりつかまり過ぎだろう!?」


(そりゃあ、簡単に捕まえられただろうぜっ!)



「完全に別人だろう、バッキャロー!!」


人違いだもんな!!



〔★喜んで怒る結果となった★〕



「なにやってんだよ、オメーらは!?それでも警官か!?ガキが遊ぶバッチをつけてんじゃないだろう!?身長もツラも、全然似てねぇぞコラ!?」


「ひっ!す、すみません!」

「すみませんでしたー!」

「申し訳ありません・・・!!」



よくわからん2人組を捕まえていた警官達を怒鳴れば、頭を下げながらガキ共を離した。

それで余計にむしゃくしゃした。