「4号!?」
「なにを投げたんでしょうか、1号さん!?」
「暗くてわからねぇーが、絶対にロクな物じゃないと思う・・・」
「そうでしょうね・・・・」
目と目で語り合う私達の前で、それはパラパラと・・・・まるで豆まきのマメの様に、まんべんなくおまわりさん達に降り注いだ。
顔や体についたそれを、手で払いながら口々に騒ぐ警察の皆さん。
「げ!?動いてるぞ?」
「なんだよ、生き物か!?」
「動物~!?」
「これ、昆虫じゃないか!?」
確かめるように、手に取り、拾って捕まえて、観察している警官達。
「4号さん、何を投げたんですか!?」
傾斜から駆け下り、道の真ん中に着地した元副総長。
「フン、大したものではない。」
私の問いに、サングラスを直しながらその場の全員に聞こえる声で獅子島さんは言った。
「ゴキブリだ。」
(・・・・・ご・・・・?)
「ゴキブリ・・・・?」
ガサゴソガサゴソ。
私が聞き返した時、バイクのヘッドライトに照らされ、巨大な黒い塊が地面を移動した。
(ご・・・・・・・・!?)
意味を理解した瞬間、戦慄が走った。
「ゴキブリぃっ!!?」
「「「「「「うわああああああああああ!?」」」」」」」
私が再度、リピートすれば、おまわりさん達が大声で叫んだ。
「ぎゃああああ!ゴキブリが、顔に!ゴキが!」
「やべー!俺ダメなんだ!ひー!」
「背中!背中に入った!誰かとって!」
「ひゃあああ!飛んだ!飛んで来・・・ぱぴー!!」
〔★警官達はパニックを起こしている★〕
「いっ・・・・・・やあああああああ!お兄ちゃん!お兄ちゃん!ゴキが!ゴキブリがコこっちにきたー!」
「落ち着け、凛!体には飛んできてないだろう!?よしよしよし!」
「オイオイ、なんて量だよこれ!?」
「きゃああ!地面をうごいてる!誰か!あたしもGちゃんはいやー!」
「わははははは!いやなもんにも『ちゃん』付けかぁ~!?」
〔★凛+初代龍星軍もパニックを起こしていた★〕
「な、なんなんですか、これ!?4号さん!?」
「なかなかいいだろう?調達するのに苦労した。」
「そうじゃないですよ!?」
「くっくっくっ・・・・しっかり苦しむがよい。」
「なんで、お兄ちゃん達があなたからのアイテムを嫌がったかわかりました!!」
〔★凛は何かに気づいた★〕


