彼は高嶺のヤンキー様(元ヤン)





「そういうのは、怖い怖いと思えば寄ってくるからな?常に強気でいるんだぞ?」

「はぁーい、強くあります!」

「よしよし!わかったならいいぞ、いい子いい子!」

「はぁーい!物わかりのいい、良い子でーす♪」

「はいはい!そう思うなら、そこまでな?」


グイ!




「あっ!?」




煙草臭いにおいがしたと思えば、首根っこをつままれる。

同時に、良い匂いのする抱き心地の良い瑞希お兄ちゃんから少し離された。

私を彼から引き離し、つまんだのは――――――――――・・・・・




「烈司さん!」

「甘えるのはそこまで~糖分高すぎて、ご馳走さんだぜー?」




バンダナを下ろし、煙草を吸っているお兄さんだった。

それで瑞希お兄ちゃんが顔をしかめた。



「コラ、烈司!黒子ファイブの間は、煙草禁止って言っただろう!?つーか、マスク取るのは厳禁にしただろう!?それをお前ぇ~面バレして困るのはオメーだぞ!?」

「かんべん、みーずき~ニコチンが俺を呼んでたんだ・・・」

「え!?そこまで徹底してたんですか!?」

「そうだ!」




〔★かなりの念の入れようだった★〕




「それなのに、オメーというやつは~こらえ性がねぇ!なぁ、モニ―――――・・・」

「あー暑かった!お化粧直し、お化粧直し♪」

「って、はずしてんじゃねぇーぞ!?」




見れば、モニカちゃんはお化粧をするために取っていた。




「だってーお化粧が落ちちゃって~ほら、スカーフについてるでしょう~!?」

「知るか!皇助!俺らは絶対に、はずさー」

「あー空気がうめー」

「外してんのかよ!?」

「わはははははは!」




瑞希お兄ちゃんの問いかけに、マスクを外した百鬼が笑う。




「なんで、オメー外した!?煙草か!?化粧直しと言って許されるのは、モニカだけだぞ!?」

「わっはっはっはっ!!オメーのその顔が見たかった!!」

「嫌がらせかよ!?」




〔★からかい目的だった★〕