彼は高嶺のヤンキー様(元ヤン)





「わははははは!上手く行ったじゃねぇか、凛助!?」

「・・・・・・どちらかと言えば、上手くいきすぎだけどね・・・・」

「ねぇねぇ、凛ちゃん総長!さっきの煙の残りあるけど、投げとこうか!?ブレンドさせたら、効果倍増よん♪」

「え!?まだするの!?もう十分じゃないか!?」

「でもでも~白バイはしつこいのよぉ~?ここでとどめ刺さないと、あたしや凛ちゃんだけじゃなく、1号ちゃんも捕まっちゃうかもよ~」

「3号!大きく振りかぶって投げろ!出来るだけ、人間にあてる感じでよろしく!」

「どんな指示出してんだ、凛!?」




〔★瑞希が絡むと凛は変わる★〕




「OK!今の煙玉でぇ~平気そうな男めがけて~そーれん♪」

「オメーも投げんのかよ!?」



瑞希お兄ちゃんのツッコミをスルーして、モニカちゃんは投げる。

コントロールよく、うまくかわしていた1人の警官にぶつかる。





ガツン!!


「うあ!?」


プシュー!




当たると同時に、スイッチが入ったみたいに煙が噴射する。





「な、なんだこれ!?」

「煙が濃いいぞ!?視界がー!?」


ボーン、ドーン、ボボーン!


「「「「だああああああああああああ!!?」」」」




白い煙が後ろに蔓延する。

悲鳴も広がる。

そのおかげで、白バイの姿が見えなくなった。

それを見切ったところで叫んだ。




「今のうちだ!全員全速前進!」

「「「おーう!!」」」



ブロロロッロ―ン!

バルバルバール、バルルル!

パララリリ~!




私の言葉にあわせ、加速するバリオス。

身体へと当たる風圧も強くなる。

左右を走る単車も同様にスピードを上げる。




「上手くいったな、凛?」

「凛ちゃんナイス!」

「わはははははは!笑えたぜ!」


「みんなのおかげだよ・・・・」




警察への罪悪感はあったけど、瑞希お兄ちゃん達が捕まるのに比べればマシ。

そんな自分を、不良らしくなっているのだと思う。

こうして私を乗せたバイクは、私が率いる龍星軍は、猛スピードで先へと進んだ。