彼は高嶺のヤンキー様(元ヤン)




2人組の登場に驚いたのは私だけじゃなかった。



「あれ!?タカオ先輩、トモオ先輩!?」



側にいたカンナさんが叫んだ。




「2人共、なにしてんすか!?」

「え!?カンナさん知り合い!?」

「おう。車転がせば、1番だって走り屋してる名物コンビの先輩だよ。」

「へー走り屋さんなんだ・・・」


「つーか、凛はなんで知ってんだ?」

「そうだぞ、凛。どこで知り合った・・・・!?」




カンナさんは普通に、瑞希お兄ちゃんは力みながら聞いてくる。



「まさか凛、お前・・・・誘拐でもされかけたか?怪しい宗教や健康食品の勧誘でもされたか!?」




そう尋ねてくる瑞希お兄ちゃんは保護者の目をしていた。




「僕も一瞬そうかと思いましたが・・・」

「「違いますよ!」」

「そうじゃなかったです。」

「じゃあ、なんだ凛!?いじめられたか!?」




声を合わせて否定する2人組のため、ありのままに答えた。




「僕が危なくなりそうになるたびに、危険を教えに来てくれたんです。」

「危険を教えにきたぁー?」

「はい。お礼参りの奴らがくるから備えた方がいいって、教えてくれました。」


「はあ!?冗談だろう、タカ&トモさん!?」




私の説明に、円城寺君が声を荒げる。




「困ってる男と女が別々にいたら、女しか助けないって主義じゃなかったんすか!?」

「なんだと円城寺コラ!?」

「俺らをそういう目で見てたのかガキ!?」



「思い出した。」




トモオの声を瑞希お兄ちゃんが遮る。




「お前ら、あれだ!俺らに、凛の居場所教えてくれた奴らだろう!?」

「「え?教えた?」」

「僕の居場所・・・?」




声をそろえて聞き返すタカ&トモと私。




(なに!?瑞希お兄ちゃんとのつながりを感じる!)




そう思ったので、瑞希お兄ちゃん関連を聞きのがすわけにはいかないので速攻で聞いた。