彼は高嶺のヤンキー様(元ヤン)





「ちくしょう・・・ちくしょう・・・うう・・・!」

「あ、あの、ちょっと・・・泣かないでください、ね?」

「やめろ!慰めんなよ、ジャック・フロスト!お前は噂通りの外道だぞこの野郎!」

「あ・・・できれば、下種野郎もつけてもらえませんか?先ほど、そういうキャラになる方向で話がまとまりまして。」

「悪口を注文されたの初めてだぞ、オイ!?馬鹿にしてんのかぁ!?」

「いいえ?君を嫌ってはいますが、本気です。僕、性犯罪者に対して厳しいですから。」

「そうだろうな!真面目に聞いてくるあたり、冗談じゃないだろうな!?貴様、どこまで天然なんだよっ!?」




〔★その分、性質が悪かった★〕




「マジで、ムカつくのを通り越してあきれるんだけど!?なんなんだよ、オメーは!?」

「そう言われても・・・・どうしよう、瑞・・・1号さん?」




半泣きで言う敵の対応に困り、瑞希お兄ちゃんに助けを求める。



これに瑞希お兄ちゃんは―――――――



「皇助が凹って、モニカがしめて、皇助が凹って、伊織が追い立てて、皇助が凹ってで・・・3周してるな、れい・・・じゃなくて、2号。」

「1号よ、そこは5号、3号、5号、4号、5号の順に凹ったって、スマートにまとめろよ。あ~3周してるな。そろそろ終了にスっか?」


「僕の話、聞いてます!!?」



烈司さんと二人で話し込んでいた。



「1号さん!2号さん!」

「あ、悪い、悪い、凛!」

「ちゃんと話聞いてんよ~凛たん。」



私の訴えに、笑顔で話をやめる瑞希お兄ちゃんと烈司さん。




「もう、聞いてなかったでしょう?誤魔化さないでくださいよー!」

「聞いてるって、凛!こういう時はこうすりゃいいんだよ。」


ニコニコしながら言うと、振り上げた足を下ろした。


――――――――――ドッ!!


「おぶっ!?」

「あ・・・・!?」



瑞希お兄ちゃんの足が、大野の背中に当たる。

それで堕裏亞の総長は一声ないて動かなくなった。