彼は高嶺のヤンキー様(元ヤン)





「相変わらず、オメーのところは品ぞろえ悪いなぁ~草田~!?わははははは!うちの小動物の方が使えるだろう~!?そうじゃねぇーかぁ!?」

「うっ・・・!」


(百鬼さんの、知り合い・・・??)



親しそうに話す姿を見て思う。



(・・・・小動物って私ことか・・・・!?)




〔★凛は気にする点がズレていた★〕




「うちの小動物は、凛道蓮って言うんだぜ~!?いいだろうー!?わははははは!!」


(やっぱり、私のことかい・・・・!!)




ふてぶてしく百鬼が笑う。

会話の内容はともかく、それでハッキリと草田の顔がゆがむ。

悔しそうな顔。

でも、周りにいる煉獄メンバーは、違った意味で顔をゆがめていた。

百鬼に対する恐怖。




(やっぱり暴走族をしてる人から見ても、百鬼は怖いん・・・・あれ?)



観察していて気づく。



(貝原がいない・・・・?)




というよりも、煉獄のメンバーの数が少ない。




(やられたのかな・・・?)




そんな思いで、いるはずの責任者を探す。



「くそ!近づきすぎるな!遠巻きで囲め!」

(いた。)




見れば、離れた場所でモニカちゃんを包囲していた。

どうやら、煉獄の半分は本田のところに残して、残り半分を率いて戦っているらしい。




「おーほっほっほっ!」

バキッ!

「ぎゃああああああ!」



(とはいえ、モニカちゃん相手に不利なのは変わらないのになぁ~)



そう思っていたら声がした。



「わはははは!やっぱ、飛翔連合って組織を〆てる煉獄じゃねぇーと、ケンカした気がしねぇーわ!」

「百鬼さん?」



思わず呼べば、そんな私を目だけで見てから野獣は笑う。