彼は高嶺のヤンキー様(元ヤン)





迷ったけど。

恥ずかしかったけど。


口に手を添えて叫んだ。



「ぼ・・・・・僕は!」

「え♪!?」

「凛!?」




期待を込めるモニカちゃんと、みけんにしわを寄せる瑞希お兄ちゃん。





(ごめんね、瑞希お兄ちゃん!)


これ浮気じゃないから!



(―――――――――――大好きなのは瑞希お兄ちゃんだから!!)




そう心の中で断ってから言った。




「3号ちゃんのことが、大好きぃいぃ――――――――――!!」


「「ええっ!?」」



「・・・・あ。」

(間違えた。)




〔★凛のうっかり発言、モニカと瑞希は驚いている★〕




「あ、すみません!間違えちゃいました!」



言う直後に、瑞希お兄ちゃんのことを考えたのがよくなかったと思う。

瑞希お兄ちゃん=大好き♪だから。




「凛、お前・・・・」

「あああ!そんな目で見ないで下さい!瑞希お兄ちゃんを見ていたから、つい、大好きと~訂正しますから!」

「オメーの間違いはわかったが、もうおせーわ。」

「遅い?」

「あれ見ろ。」




そう言って指さした先を見れば―――――――――





「ほーほっほっほっほっ!!」

「「「ぎゃあああああああ!!?」」」





格闘家のように、俊敏な動きでヤンキー達をなぎ倒すモニカちゃんがいた。




「きゃはは♪凛ちゃん、凛ちゃんがあたしを大好き!?大好きって言ったー!?あは!あははははは!! 」


(ひー!?)




そこにいたのは、動向を見開き、だらしない顔で戦う3号の姿。





「もぅ~♪あたしも、凛ちゃんを愛してるわー!」




だらしないは言い過ぎだけど、うっとりとした顔で、怪しいフェロモンを巻きながら戦う色っぽいモニカちゃんがおりました。




「ああん!失敗しちゃった!モニカ、しくっちゃったわぁ~!こんなことなら、モニカちゃんの時に頼めばよかった!!そうすれば、『凛、モニカちゃんが大しゅきー♪』コメントもらたのに!!」

「言いませんよっ!!?」




〔★暴走モニカ★〕
〔★皇助よりも、DQN度が高かった★〕