彼は高嶺のヤンキー様(元ヤン)





「だ、だれが・・・??」

(ぶっ飛ばしたの!?)



「ごっめーん!パンチがききすぎて、凛ちゃんの方まで飛んじゃったぁー!!」



ドスドスドス!!


「ぶええー!?」


(ええええええ!?)




そう言ったのは、敵を殴り倒している綺麗なネェさん。




「モ・・・・3号さん!?」

「凛ちゃーん!3号さんのカッコいいところ見たくなぁーい!?」


バシっ!


「ぐお!?」




敵を張り倒しながら、私へと質問してくるモニカちゃん。




「凛ちゃぁぁぁ―ん!!モニカちゃんのカッコいいところ、みたくなぁーい!!?」

バシバシ!

「あぐ!」




堕裏亞のメンバーを殴りながら聞いてくるモニカちゃん。




「い、いえ、その・・・」



戸惑う私。




「りんちゃぁぁぁぁ~~~~ん!!」

バシバシバシ!!

「ぶぎゃあ!」




返事に困る私をよそに、敵を踏みつけながら、キラキラした目で聞いてくるモニカちゃん。



「あ・・・その・・・・」



彼女の言う通りにするべきなのかと・・・戦えなくなる堕裏亞のメンバー達を見ながら思う私。




「り・ん・ちゃ・ん!!」


バシドカバシ!!



「あの!少しやりすぎで~・・・・?」

「りんっちゃーん!!」




問答無用で、捕まえた敵を血祭りにしていくモニカちゃん。

止めてみたけど、彼女の動きは止まらない。





「凛ちゃん♪凛ちゃん♪凛、ちゃぁあああああああ~~~~~♪」


「うるせぇーよっ!!」




度重なるモニカちゃんからの凛ちゃんコール。

これに、瑞希お兄ちゃんがキレた。




〔★瑞希のダメ出しが発動した★〕




「凛ちゃん凛ちゃんうるさいぞ、モ・・・3号!」




片耳を抑えながら、お説教モードで瑞希お兄ちゃんは言った。




「ミーハーにさわぐんじゃねぇ!黙って戦え!!」




これにモニカちゃんは、眉をひそめながら言い返す。




「なによー!?1号ちゃん、凛ちゃんに愛されてるからって調子に乗るんじゃないわよ!必ず、あたしが凛ちゃんを奪うんだからぁ!」

「勝手に騒いでろ、このボケ!マジでうるせぇぞ!!」



「きゃ!こわーい!」

バシバシバッシ!!

「がは!?」




コラ!と怒る瑞希お兄ちゃんに、弱弱しく言うモニカちゃん。

だけど、彼女の体は真逆の動きをする。

硬く握った拳を、捕まえた敵のみぞおちにぶち込んでいた。




ドスン!

「ぐふん!?」



「もぅ~1号ちゃん、こわーい!怖すぎでしょう~!?」

(いやいや、あなたでしょう・・・)




〔★凛は矛盾を感じた★〕