彼は高嶺のヤンキー様(元ヤン)





「俺らにケンカ売って、助かると思うな・・・!凛にいたずらしようとした罪は、許されねぇー・・・・!」

「み・・・1号さん!そこまで僕のことを!?」




瑞希お兄ちゃんの言葉に感動を覚える。

素直に嬉しい。




「ははは!1号だけじゃないぞ~2号も、同じだぞ~?凛たんをいじめた奴らは、きっちり地獄に送ってやるからなー?」

「2号さん!」




烈司さんの言葉にも胸をうたれる。




「やーねぇ!3号ちゃんの愛情が一番大きいのよ~!?凛ちゃんが心に受けたダメージだけ、3号ちゃんが100倍返ししちゃう♪」

「3号さん・・・!」



モニカちゃんの言葉もありがたい。




「もっとも、へまをした凛道にも問題がある。戒めもこめて凛道よ、お前に敗北者の姿を教えてやろう。」

「よ、4号さん・・・」



獅子島さんの言い方にはトゲがるけど・・・善意はあると思う。




「わはははははは!つーことで、レッツ!ハンティングだっ!!37564!!」

「は?」

「あん!?知らねぇーのか、凛助!!?皆殺し=37564だろう~!?わはははははは!!」


(できれば知りたくなかった・・・)




最後になるにつれ、がっかり感が増える。




「3・7・5・6・4っ!!み・な・ご・ろ・し!!皆・殺ー!!」

「そういう言葉を、連発しないでください!!5号さん、さっきからそればっかりですね!?」

「それでいいんだよ。結論はそうなるからよ?」

「瑞希お・・・・1号さん!?」




注意する私の言葉を、軽く瑞希お兄ちゃんが聞き流す。

そして、最後を締めくくるようにつぶやいた。




「これで話は、決まりだな?」




ざわめく暴走族に向け、よく通る声で瑞希お兄ちゃんが言った。




「俺は、煉獄共を頂く!もちろん、OBであるオメーらが本命狙いだから・・・!?」

「「「ひっ!!?」」」




真っ直ぐとターゲットを見据えながら、低い声で告げる瑞希お兄ちゃん。

初代龍星軍総長の宣言に、煉獄の元副総長と元親衛隊長を含めた大人が小さな悲鳴を漏らす。

さっきまでの余裕は消えていた。

そんな奴らに、厳しい声のままで瑞希お兄ちゃんが言った。