彼は高嶺のヤンキー様(元ヤン)




パチッと目を開き、相手を見上げる。

気を失っていると思っていた男はそれで動揺する。

そんな様子を観察しながら、自由に動く利き足を伸ばす。

勢いよく振り上げた。



「テメーが悪いんだろう!?」




背中の真ん中を狙って、膝を叩きつけた。




ズドン!!


「おっふっ!?」




その一撃が聞いたのか、私の方へと前のめりになる。

今度は、その顎を狙って――――――――――



バシッ!!

「おおっふっ!?」



旗で殴った。




〔★凛からの攻撃、『やられたらやり返す』、だ★〕





「おおお・・・・!?」

「ほ、本田さん!?」



「―――――――――どけ!」


ガスン!!



「ぎゃ!?」



私のお腹の上からずり落ちた男に、もう一度、一撃を加えて叩き落とす。




「なんでもかんでも、瑞希お兄ちゃんのせいにするな、負け犬・・・・!」




倒された体を起こせば、追い払った男がこちらを振り返る。




「てめ・・・!クソガキ・・・!」

「ガキはお前だ。カツアゲだけでも悪いのに、エッチなことしようとするなんて最低だ。お前みたいなのが上にいるから、下である貝原達もこんなクズになったんだろう?」

「クソガキ!?たまり場にさらうまでって我慢してたが、この場で犯されたいか・・・!?」

「ヤンキーって、同性愛に厳しいんでしょう?差別意識が強いって、モニカちゃんが言ってたけど。」

「そうだよ!だから、オメーが男に突っこまれてる哀れな姿さらすんだよ!安心しな、アップすんのはオメーのスケベな面だけだよ!」


「最悪・・・!」




一言感想を述べてから言った。