~夏休み前日~
キーンコーンカーンコーン
「はぁーやっと終わった、明日から夏休みだー!!」
「だなー。おーい東雲夏休みなんか予定ある?」
「なかったら遊ぼうぜ!」
夏休みかー・・・そういえばー
「すまん俺、家族と田舎にいかなきゃなんね」
「えーマジで?・・・しょーがないか」
「楽しんでこいよ」
「あー楽しんでくるよ」
「じゃーなまた夏休み後」
「じゃーな東雲。」
~帰り道~
はぁー夏休みみんなと遊びたかったなぁー
まぁーでもしょうがないかさっさと帰って
準備して寝よー
~家~
「ご飯よー早く食べなさい」
「いまいくよ」
ふーさっさと食べてはやく寝よ
「母さん明日何時出発なん?」
「7ごろかな」
そーか・・・起きれるかな?
「早く寝るんだぞ?」
「わかってるよ父さん」
「ごちそーさま」
「「はーい」」
風呂入って寝よう
………………………………
今日も星綺麗だな・・・よし寝よう
~夢~
「おーいそらぁー遊ぼー」
そこにはどこか見覚えのある少女がたっていた。俺は一緒に遊んでいた遊んでいた。
「空、この場所は二人だけの秘密だよ!」
・・・・
………………………………
~朝~
・・・久しぶりに夢なんか見たな・・・
夢に出てきた子、どこかで会ったような気がするけど・・・時計を見るとあと15分で7時になるところだった・・・
「・・・早く支度しよう」
そして俺は車に乗り電車に乗り換えて田舎へと向かった。




プシュー・・・ガタン・ガタンガタン
・・・ふーやっとついた、けっこうかかったなそれにしても・・
空「本当に田舎だなー・・」
母「何いってるの当たり前じゃない!それより早く親戚のおうちに行くよ」
父「空はやくしろー」
空「分かってるよ」
ミーンミンミンミーン
セミの声で余計に暑さが増してくる・・・まだつかないのか・てか、なんで歩いていかなきゃならないの?タクシーは?バスは?ないの?なんだよ田舎にはないって言うのか?・・・
空「あーもうまだつかないの?」
母「もう少しだから頑張って歩きなさい男でしょ?」
空「わかったよ」
・・・とはいったものマジで疲れてきた。このままじゃ干からびて死んでしまう
頑張れ俺、今頑張ればきっといいことが待っているはず・・!
母「ふーやっとついた。空、ついたわよ」
あーやっとついた・・・頑張ってよかったさぁ早く入って寝よう!
父「ごめんくださーい。東雲です」
親戚母「おーおーやっときんさった」
親戚父「ささはよ入ってすずみさい、荷物はそこにおいといてええよ」
母「すみません、今日からお世話になります」
親戚父「いいってことよ」
親戚母「おや?空ちゃんかい?大きくなったねぇ~」
空「あはは、今日からお世話になります」
母「空、覚えてる?昔よくお世話になったのよ?」
空「そーなんですか」
へーそーだったんだーはじめて知った。昔のことはなぁー、ここに来たことくらいしか思い出せないや・・・
親戚母「おーい夏子、東雲さんたちがきんさったよ」
夏「はーい。こんにちは東雲さん。今日はわざわざ遠いところから来てくださって、
ありがとうございます」
母「ご丁寧にどうも夏子ちゃん、大きくなったねぇ~今何歳?」
夏子・・・?どこかで聞いたことあるよーな・・・いつだったかな?・・・
夏「えーと・・15歳です!」
母「本当に大きくなったねぇ~」
親戚母「そんなことないよ~空ちゃんだって」
夏「・・・っ!?」
んー?今俺のほうみてビックリしたよね
俺のことしってんのかな?俺は初めて出会うけど・・・
夏「もしかして・・・空?」
空「あーう・んそうだけど?」
どうしたんだろ?急に・・・
母「空、覚えてないの?夏子ちゃんよ?昔よく遊んだじゃない」
空「ん?」
はぁーー!!!?俺がこの子と?全然覚えがないんですけど?だけど、なつ・こ?は覚えてそうな雰囲気だし・・・
夏「空・・・そらぁーーーー!!!」
一瞬何が起こったかのかわからなかったが
今はわかる・・・俺に抱きついて泣いている少女が目の前にいる!!!なんなんだいったい
夏「そぉらぁー会いたかったよ!」
空「っはっへ!?あー、わかったから泣くな泣くなよ」
早く泣き止んでくれー今の状況がつかなくなってしまうから
夏「うう・・えっぐ・・ズズ・・うう」
おーだいぶ泣き止んだみたい

それから色々あって俺は夏子と一緒に村をにて回ることにした。