新撰組と氷の子


『山崎、いたのかよ!全くきづかなかったじゃねーか』


原田が隣の藤堂の背中をバシバシはたいている

『いてっ!いてーよ!左之さん!俺をはたくなって!』

『あ、わりーわりー(笑)ちっさい犬っころがいると思ったら平助だったのか(笑)』


『お、俺は犬っころじゃねぇ!!!』

藤堂が犬といわれて顔を真っ赤にしながら原田にキャンキャンッと文句をいっている


…でも、この姿をみてると……





『…犬だな(ボソッ)』

しまった、心の声がでてしまった
しょーがない、あたしは素直ないいこなんだ←


『今、犬っていったぁぁ!(泣)』


涙目で藤堂がこっちを睨んできた

あれ?こいつ男だよね?
……かわいいんだけど。
女のあたしよりかわいいとか…


『…ちっ』


『なんで舌打ちぃ⁉︎(泣)』


『あー。はいはい。ごめんごめんねーっと。…で、なんの話してたっけ?』


あたしは藤堂の頭をよしよししながら土方にきいた