そんなことを思っているうちにあたしは沖田に手をひかれて隣の部屋に移動した。
あ、意外と近くだったんだ(笑)
そして、沖田は襖をまた勢いよくあけながら
『ひーじかーたさーん、あの子が目ぇ覚ましたんでつれてきましたよー』
と、なかで机にむかってなにか書き物をしている長い黒髪をひとつでまとめている男にいった
この人が土方か
ってか、この人は襖を勢いよくあけるのが好きなのか?
勢いつけすぎて襖壊れてるんですけど←
そんなことを思っていると
『総司、てめぇは返事を聞いてから部屋にはいれっていつもいってんだろーが、それともっと襖を静かにあけやがれ』
と、土方は机に向かいながら怒ったようにまだあたしの手を握っている沖田にいった
