田舎なこともあって庭が凄く広い

大きな一軒家、日当たり抜群の部屋を
パパとママが私の部屋にしてくれた
リフォームがしてあるのか、フローリングなのも嬉しい

段ボールいっぱいの部屋、私は胸が踊った


「あ・・・」

白い出窓がある

私は空気を入れ替えるためにそこをあけた

出窓に手をかけ開けると、風が吹き込んできた
景色の変わらない田舎の風景
一番端の部屋だから田んぼと山が余計目に入る
っと、田んぼと山以外に金髪の頭の男子も目に入った

・・・金髪だ

同い年くらいかな?

男子はこっちに気付きあざ笑うかのようにニヤッと笑った


「えへっ」

脳天気な私もその子に笑いかける

すると男子は豆鉄砲を喰らった鳩みたいな顔をした