『次は天音ヵ丘迎え町~……』 ふぅ…やっとか… ごそごそとカバンをあさり、 紫色のカバーに入った定期券を出した その時ふと後ろの座席を見ると… 「………スゥ…………スゥ……」 え… まじでか… まだ寝ている生意気なヤンキー野郎がいた。