【完】恋の病はあいつのせい!?




「えっ、と、・・・っこれは、ち、ちがく、て」



「ん? なにが違うの? 詳しく聞かせてよ。お前らの言い訳を」



あいつ、目が笑ってない。



「・・・まっ松本! どういうこと!?」



彼女たちの姿が見てられなくて、教室に向かって大声で叫んだ。



「あ、中宮さん。こんなとこいないで、こっち来いよ。お前らもそったのほうがいいだろ?」



なにがなんだかよく分かんないけど、いくらなんでもそれはやりすぎだって・・・



あたしは教室に足を踏み入れた。