「中宮さんから声かけるなんて珍しいじゃん。なんかあった?」 いつ言おうか悩んでいたとき、心配するかのような声が頭上から聞こえた。 きっと、これ逃したら一生言えない。 繋いでいた手を離し、あいつを見上げた。 「・・・ある」 「そっか。なら、公園行くか」 「うん」 あいつは再びあたしの手を握ると、帰り道にある公園に向かった。