「・・・また、か」 帰るときの待ち合わせ場所、正門に行くと女子の真ん中で無表情で立っているあいつがいる。 逃げたい、一人で帰りたい、そう思ったけど今日は言わなきゃいけないから・・・ 「まっ松本! ・・・帰ろ?」 いつもだったら、あいつが気付いてくれて声をかけてくれるけど、今日は自分から声をかけた。 「・・・ん。どいて」 女子をかき分けて、あたしのところに来てくれるあいつ。 いつもより、視線が痛いんですけど・・・