「まっ、松本!?」 あたしは反射的にあいつのところへ向かう。 「おいおい、冗談はよせよ。お前がイケメンとか普通にありえないから」 「そうだよ~。地味男は地味男らしくおとなしく勉強してなよ~」 「・・・」 否定も肯定もしないあいつの袖をギュッと握った。 「・・・黙れ。松本メガネとれ」 ざわつく教室な今井の威圧的な声で一瞬にして静まった。 「わかったよ」 あいつはなんのためらいもなくメガネをとり、前髪をかきわけた。