「お前さ、」 ポツリとあいつは呟き、あたしは頭を上げた。 「・・・まっ、まつも・・・っ!」 「・・・見んな、バカ」 言い終わる前に後頭部を押されられて、下を向かされる。 一瞬だけ見えたあいつは、左耳をつまんで、反対の手では頭をくしゃくしゃしていた。 そして、ほんのり頬が赤く染まっていた。 ど、どうしよう・・・