「・・・は? なんのこと?」 「X=4。あれ言ったの俺だから」 「あれは、数学の神様が舞い降りたの! そういう冗談いらない!」 「いや、それこっちのセリフ。 笑わせんなよ」 「おもしろくない!」 「あー、腹いてぇ」 「・・・って、何すんの!?」 「何って? 手繋いでる」 「ほら」と嬉しそうにあたしに絡んだ手を見せるあいつ。